松井・由伸が揃って尻込みする巨人監督「非情人事」の歴史

公開日: 更新日:

巨人の監督は覚悟がないと務まらないポジション。かつて、80年の長嶋さん、88年の王さんも、当時の読売新聞の社長に『今季限り』と事実上の解任通告を受けている。あの『ミスタープロ野球』と『世界の王』でさえ、結果が出なければバッサリやられる。原監督の1次政権時も、就任1年目にいきなり日本一になって『名将』と持ち上げられたのも束の間、翌年に3年契約の2年目だったにもかかわらず、『人事異動』の一言でクビにされた。2人とも当然、こんな内情を知っているだろうから、尻込みしても不思議はない」

 高橋由はまだ現役という立場ではあるが、候補者2人が煮え切らないのは、巨人の歴史がそうさせている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘