錦織が全豪2回戦突破 手の内知り尽くすドディグに大苦戦
相手のリターンがネットに突き刺さると、思わず安堵の表情を見せた。
全豪オープン2回戦が22日に行われ、今大会第5シードの錦織圭(25)はクロアチアのイワン・ドディグ(30=世界ランク86位)と対戦。最後まで接戦を演じた末に薄氷の勝利を掴んだ。
序盤は得意のショットが決まらず、ミスが響いて第1セットを4-6で落とす。
第2セット以降も相手の強力なサーブに苦しみながらも奪取。第4セットは5-3とリードされながら、10ゲームでブレークに成功。タイブレークまで持ち込み、最後は7ポイントを連取して3回戦進出を決めた。
3回戦はS・ジョンソン(米国=同38位)と対戦する。
▽錦織のコメント
「簡単な相手ではなかった。今日は暑かったですし。相手は攻撃的でつらい戦いだった。ファイナルにいかず4セットで勝てて良かった」