DeNA三浦の若手指導法は「同じようにやれとは言わない」

公開日: 更新日:

■「最近の若いヤツは」という目では見ていない

 チーム最年長投手となり、13年からコーチを兼任するようになった今、若手に指導する機会も増えている。4日には、ドラフト4位の福地(三菱日立パワーシステムズ横浜)のブルペン投球を見届けると、身ぶり手ぶりで20分間の指導。「力任せで投げるだけではダメだ」と体の使い方を伝授した。オフは若手の三嶋と自主トレを行うなど、積極的に後輩投手と交流を持っている。ドラフト下位から這い上がってきた大ベテランは、「最近の若いヤツ」をどう見ているのか。

「『最近の若いヤツは』とかいうけれど、自分はそういう目では見ていないよ。(人間としての)本質はあまり変わってないと思っている。過ごしていた時代が違うだけでね。人それぞれ、性格にしても明るいヤツもいれば、暗いヤツもいる。今の選手にガムシャラさが足りないとか、もっとこうしたらいいのにと思うことはあるか? そのへんは、個人個人に言っている。どうやったらもっと自分の力をアピールできるかとか、そういうことをね。最近の選手はまじめ? それはわからないけど、練習する選手はしっかり練習するし。若手ともきちんと向き合って話をすれば、コミュニケーションはとれる。兼任コーチをやるようになってからは、俺らがやってたことを同じようにやれとは言わないし。どのタイミングで声をかけようかとか、タイミングを見ながら、基本的には兼任コーチになる前と同じように接していますよ」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  5. 5

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  1. 6

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  2. 7

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  3. 8

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」