“おしゃべり”白鵬のだんまりが日本人に優勝チャンスの理由

公開日: 更新日:

 ある協会関係者は「いつまで我慢できるやら」とこう言う。

「舌禍騒動前の白鵬はしゃべりたがりでしたからね。特に高説をぶつのが好き。それだけに騒動とは関係ない、相撲の質問には答えたいはずですよ。意地を張り続ければストレスがたまる。白鵬は立ち上がりが悪く、毎場所5日目くらいまでは不安定な相撲が多い。その間に負ければズルズルと黒星を重ねがちです。そんな時期に余計なストレスを抱えては、肝心の相撲にも影響が出かねない。白鵬は余裕がない時ほど引き、はたきを連発して、自滅することも珍しくない」

 つまり、他の力士たちにとって白鵬が意地を張っている今場所こそ優勝のチャンス。中でも06年の栃東(現玉ノ井親方)以来、賜杯とは無縁の日本出身力士にとっては汚名を返上する機会だ。

 初日からコケた稀勢の里は一歩後退としても、今場所こそ日本人力士が賜杯を抱く姿が見られるか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋