常勝軍団なぜ? チーム在籍40年の重鎮が見た「中日の低迷」

公開日: 更新日:

■一時は「モッカ監督」も考えた

――落合退任が決まり、後任に高木守道監督を招聘しました。

「次は落合監督も認めていた高木さんしかいないと。そして高木さんに思い切って采配を振るってもらうにあたり、投手をまとめて意見ができるコーチは権藤博さん以外に考えられなかった。私自身、球団史上最高の野手と投手が指導者としてタッグを組むのは夢でもありました」

――しかし2人は投手起用を巡り意見が対立。わずか1年でコンビは解消しました。

「2人は一緒に遊ぶ間柄ではないが、仲が悪かったわけではない。ただ、2人の考えに徐々に齟齬が生じ、巨人とのCSで継投がうまくいかずに敗れた。高木監督は権藤コーチに任せられなくなった。監督がやりやすい環境をつくるのが私の役目だから、意見を尊重するしかない。一方で落合監督は森ヘッドに投手を全て任せた。その違いはあったと思います」

――そして翌13年は4位に転落しました。

「私自身も高木さんと権藤さんが離れることになり、あれっと思った。あの年、白井オーナーが『権藤が残っていれば優勝争いができたんじゃないか』と言ったことがある。最後まで2人が一緒にやってくれていたら……と思ったこともあった。私がそれを何とかすべきだった、と言われたら反論はできません」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大苦戦「うたコン」がテレ東音楽祭と昭和歌謡に寄せて復活のノロシ! 矢沢永吉、井上陽水の名曲も次々と…

  2. 2

    Number_i「100億円プロジェクト」始動 矢沢永吉も壁にぶつかった世界進出がいよいよ現実に

  3. 3

    大和ハウスが「新築戸建て住宅」販売を都市圏に集約…もはや地方で売るのが難しくなった背景

  4. 4

    クレイジーケンバンド横山剣さん「五木寛之さんからいただいた歌詞は、すぐにメロディーが思い浮かびました」

  5. 5

    《芸能界ってなぜ『在日』を隠すの?》…中村ゆりさんがルーツを胸に「負けん気」を貫いた44年の生涯

  1. 6

    巨人・戸郷翔征が試合ブチ壊し! 桑田真澄前二軍監督が去り、漂う「万策尽きた感」

  2. 7

    日本ハム助っ人レイエスに「70万ドル請求訴訟」 タティスJr.も敗れた“収入10%契約”の落とし穴

  3. 8

    『スマスロ ミリオンゴッド』導入から4カ月、目立つ空き台の裏でファンが期待するホールの対応

  4. 9

    巨人ベテラン坂本勇人の評価が爆上がり! 改めてクローズアップされそうな「打撃・守備以外の魅力」

  5. 10

    萩本欽一〈45〉斉藤清六を全国区にした誰も知らない裏話 “弟子入りNG”から評価を一転させたんです