代打成功率10割 中日・小笠原は早くも来季現役続行“当確”

公開日: 更新日:

「この一打で来季の現役続行は決まったんじゃないですか」

 中日関係者がこう話すのは中日のベテラン、小笠原道大(41)についてだ。

 5日の広島戦、延長十二回1死満塁の場面に代打で登場。広島・一岡から左前へのサヨナラ打を放つと、ナインから手荒い祝福を受け、揉みくちゃにされた。

「みんながつくってくれたチャンスだったので。打てて良かった」とは試合後にお立ち台に立った本人。

 昨年に引き続き、今季もベテランの役割は「代打」。とはいえ、年俸4500万円と中日のベテラン勢の中では高給取りとあって、チーム、自身の成績次第では今オフに、山本昌、岩瀬、川上らと共に「お払い箱」の噂が流れていた。

 ところが、チームはこの日の勝利で6連勝を飾り、リーグ単独首位。自身も出場4試合で3打数3安打1四球という驚異的な数字を残すなど存在感は増すばかりだ。

 まだ9試合が終わっただけとはいえ、オフに再就職先を探す必要はなくなったようだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち