代打成功率10割 中日・小笠原は早くも来季現役続行“当確”

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「この一打で来季の現役続行は決まったんじゃないですか」

 中日関係者がこう話すのは中日のベテラン、小笠原道大(41)についてだ。

 5日の広島戦、延長十二回1死満塁の場面に代打で登場。広島・一岡から左前へのサヨナラ打を放つと、ナインから手荒い祝福を受け、揉みくちゃにされた。

「みんながつくってくれたチャンスだったので。打てて良かった」とは試合後にお立ち台に立った本人。

 昨年に引き続き、今季もベテランの役割は「代打」。とはいえ、年俸4500万円と中日のベテラン勢の中では高給取りとあって、チーム、自身の成績次第では今オフに、山本昌、岩瀬、川上らと共に「お払い箱」の噂が流れていた。

 ところが、チームはこの日の勝利で6連勝を飾り、リーグ単独首位。自身も出場4試合で3打数3安打1四球という驚異的な数字を残すなど存在感は増すばかりだ。

 まだ9試合が終わっただけとはいえ、オフに再就職先を探す必要はなくなったようだ。

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