防御率12球団トップに ヤクルト“ボロボロ投手陣”なぜ蘇った

公開日: 更新日:

 捕手との試合前ミーティングも、今季からスタートした。

 野村バッテリーコーチは「全体ミーティングに加えて、毎試合ごとに打者の情報や前日の反省を踏まえて話をしている」と説明する。

 正捕手の中村は「意識、準備という点で良いと思う。投手が使いたい球種を話したり、僕からも攻め方の提案をしたり、試合で見たもの、感じたものを生かすことができれば」と言えば、前出の石山も「試合前に使ってみたい球種など自分の意思を伝える場であり、捕手からは試合での生きた話を聞ける。事前にコミュニケーションをとっている分、マウンドに上がっても会話が頭の片隅に残っている。ピンチで動揺したり慌てなくなった部分はあります」と話す。

 真中監督は開幕前、「若いチームなので新しいことにどんどん挑戦してもらいたい」と、選手の意識改革をテーマに掲げた。

 バッテリー部門に、これが浸透しつつあるのだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元大食い女王・赤阪尊子さん 還暦を越えて“食欲”に変化が

  2. 2

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です

  3. 3

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  4. 4

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  5. 5

    YouTuber「はらぺこツインズ」は"即入院"に"激変"のギャル曽根…大食いタレントの健康被害と需要

  1. 6

    大食いはオワコン?テレ東番組トレンド入りも批判ズラリ 不満は「もったいない」だけじゃない

  2. 7

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  3. 8

    「渡鬼」降板、病魔と闘った山岡久乃

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!