古巣を心配も…楽天ペーニャが語る「オリ自由契約」の真相

公開日: 更新日:

――条件面でモメたという話もありますが?

「それは少し違う。昨シーズン終盤にはGMやフロントが『ペーニャはもう要らない』と言っていたようだから。あれだけ頑張って結果を残したのに(フロントに)そう思われたのは本当に残念だ」

――オリックスに対しての特別な思いも今季のモチベーションになっていますか?

「いや、それはまた別の問題だ。昨年一緒に戦った首脳陣、仲間は素晴らしかった。先日のオリックス戦でも、試合前に多くの選手が冗談とは思うけれど『ペーニャ、戻ってこいよ』と言ってくれた(笑い)。それにオリックスに残れなかったおかげで、今、こうして(楽天)イーグルスの一員としてプレーできている。このチームも雰囲気はいい。今イーグルスでプレーできるチャンスを与えられていることを考えれば、むしろオリックスには感謝の気持ちしかない」

――あなたが去ったオリックスは開幕から最下位に低迷しています。

「(渋い顔で)複雑だね。もし自分があの輪の中にいて、調子が悪かったらと思うと……。これも運命なのかな。もっとも、今は楽天の一員。他チームのことを考えるより、このチームでシーズンを通して活躍したい。このチームで優勝したいからね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑