1敗を堅守 “サッカー嫌い”日系ブラジリアン魁聖の素顔

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 ブラジル生まれのサッカー嫌いが1敗を堅守した。

 5月場所も佳境に入ってきた11日目。平幕の魁聖(28=友綱部屋)が貴ノ岩を押し出し。白鵬と並ぶ10勝1敗で優勝争いを繰り広げている。

 ブラジル出身だが、祖父母が日本人の日系3世。昨年日本に帰化し、本名は「菅野リカルド」だ。

 ラテンの国で生まれただけに性格は陽気でおしゃべり。しかし、ブラジルの国技ともいえるサッカーを嫌い、少年時代は柔道に情熱を傾けていた。昨年ブラジルで行われたサッカーW杯の最中も、「ブラジル? いまどこと戦っているの?」と言った。

 ブラジルでは日本人の祖母が食事を作っていたこともあり、日本食も来日当初から問題なし。ある意味では日本人より日本人らしく、「リオのカーニバルよりも、浅草の三社祭の方が好き」と言ってのける。

■負けてもあっけらかん

 そんな魁聖が手放せないのが目薬。周囲には「ドライアイなんだよ」と説明しているものの、これはゲームのやり過ぎともっぱら。プレイステーションのヘビーユーザーで、1日1時間どころか3時間もゲームに興じることも珍しくないという。

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