今や実業家の北島康介が「競泳パンツ」脱げない“大人の事情”

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「モチベーションは例年になく高いと思う。来年の五輪に向けて練習しないといけない気持ちが強い」――。

 競泳男子平泳ぎの北島康介(32)はこう語っているが、22日のジャパン・オープン100メートル平泳ぎ決勝は1分01秒28の平凡なタイムで5位に終わった。

 アテネ、北京五輪で2冠に輝いた王者も、力の衰えは隠せない。今年8月の世界選手権(ロシア・カザン)の代表からも漏れた際は、引退を示唆していた。それなのに、今後も積極的に国内外でのレースに参戦する。

 6月上旬から中旬にかけては、日本代表が遠征する欧州グランプリ(フランス、スペイン、モナコ)に出場。6月下旬からは、カリフォルニア州ミッションビエホ、南カリフォルニア大の大会などに出る予定だ。帰国後は日本実業団大会(8月1、2日・鹿児島)への参加を検討するなど、約2カ月間で最大8レースをこなすプランを明かしている。

 これまで五輪、世界選手権合わせて計10個の金メダルを獲得。競泳界では一時代を築いたものの今年9月に33回目の誕生日を迎えるベテランだ。今も公式レースにこだわるのはどういうわけか。

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