ハリル監督自信満々の裏で…日本代表が抱える“頭痛の種”

公開日: 更新日:

 6月16日のロシアW杯アジア2次予選の初戦・シンガポール戦の日本代表メンバー25人が昨1日、発表された。

 海外組は12人。GK川島永嗣(32)、DF吉田麻也(26)、DF長友佑都(28)、MF長谷部誠(31)、MF香川真司(26)、FW本田圭佑(28)といった常連が招集された。国内組では、Jリーグ得点ランク1位(10点)のFW宇佐美貴史(23)は順当に選ばれたが、1位タイのFW豊田陽平(30)が外れた。9点で3位のFW武藤嘉紀(22)は選出されたが、3位タイのFW大久保嘉人(32)は落選と明暗がクッキリ分かれた。

 この日のメンバー発表の記者会見でハリルホジッチ監督(63)は、いつものようにエネルギッシュだった。ひな壇から離れ、立ったまま選手名を読み上げ、選考理由についても言及。11日の親善試合イラク戦(日産ス)、5日後のシンガポール戦(埼玉)で「日本にW杯出場の野心があることを見せたい」と胸を張った。

■右SBは人材難

 もっとも「自信満々に見えるハリルホジッチも頭痛のタネを抱えているのです」と、協会関係者がこう続ける。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは