なでしこ“次の次”の相手は豪に 要注意選手はFWシモン

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 ディフェンディングチャンピオンのなでしこジャパンが、開催中のカナダW杯で“次の次”に対戦する相手がオーストラリアに決まった。世界ランキング10位のオーストラリアが、日本時間22日午前2時開始の決勝トーナメント1回戦で7位のブラジルと対戦。1─0で勝利したのである。

 なでしこジャパン(4位)は、日本時間24日にオランダ(12位)と対戦(午前11時開始)。順当勝ちすれば、オーストラリアとベスト4を懸けて戦う(日本時間28日午前5時開始)。まずはオランダを倒してから――だが、オーストラリアの要注意選手は誰か?

 ブラジル戦で決勝点を決めたFWシモンだ。

 23歳のシモンは07年に代表入り(54試合・13得点)。身長164センチとチーム内では“中肉中背”だが、持ち味のスピードと突破力を生かして相手ゴール前に進入し、抜け目なくゴールを陥れる。

 1次リーグのナイジェリア戦で2得点。ブラジル戦では後半18分に交代出場して79分、相手ゴール前左でコボレ球に反応し、値千金の決勝弾を流し込んだ。なでしこにとって、強靱なフィジカルでグイグイ押し込んでくるオーストラリアは苦手なタイプ。厄介な相手が勝ち残ったことになる。

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