イ・ボミに“宣戦布告”も…成田美寿々の「賞金女王」を阻む壁

公開日: 更新日:

【アースモンダミンカップ】(千葉・カメリアヒルズCC=654ヤード・パー72)

 女子ツアーはこれまで16試合中7試合で外国人プロが優勝するなど、日本人プロの不甲斐なさが目立つ。そんな中、2週間前のサントリーレディスで「そろそろイ・ボミさんにストップをかけないと、ツアーが面白くなくなる」と宣戦布告したのが、プロ4年目、今季2勝(通算7勝)の成田美寿々(22)だ。今大会も初日トップタイにつけ、好スタートを切っている。

 女子ツアーは現在、賞金ランク1位イ・ボミ、2位はテレサ・ルー、3位は申ジエと外国勢が独占し、成田は6位につける。今大会は優勝賞金が2520万円と女子大会では高額で、初の賞金女王タイトルを狙う成田にとっては、上位陣との差を縮めるチャンスだ。

 しかし、成田の初タイトル獲得への道のりはかなり険しそうだ。イ・ボミは今季1勝ながら、2位5回、トップ10入り10回、予選落ちなしと安定感抜群。成田は今季2勝ながら2位0回、予選落ち2度、トップ10入り4回と、安定感に欠ける。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」