オリは“泣きっ面に蜂”…エースで勝てず、小谷野が今季絶望

公開日: 更新日:

 オリックスが敵地・千葉で赤っ恥をかいた。

 28日のロッテ戦で1-2で負け。スコアだけ見れば惜敗だが、内容は大惨敗と言っても過言じゃない。なにせ、打線はロッテの倍となる10安打を打ちながら、たった1点しか取れなかった。投げてはそれまで1失点と好投していたエースの金子が、七回に単打3本を浴び、1死満塁。打率.234の田村には外角ばかりでカウントを悪くし、結局押し出し四球を与えてしまったのだ。

 打線もブザマなら、低打率の打者相手に逃げる投球で自滅したエースも情けない。5位楽天には7ゲーム差もつけられ、3位日本ハムとは12.5ゲーム差。この日は初回に小谷野が死球を受け、右手首を骨折。全治2カ月で今季ほぼ絶望となったが、それがなくてもCSはおろか最下位脱出すらままならないだろう。

 すべての要因はカネにあかせて、ポジションのかぶる選手をこれでもかと獲得したフロントの見る目のなさ。メジャーに行く行かないと態度をハッキリしなかった金子を甘やかし続けたツケだ。

 ケガ人続出でお祓いを行った楽天に倣って、オリックスは編成の責任者を「お払い箱」にした方がいいかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    世良公則氏やラサール石井氏らが“古希目前”で参院選出馬のナゼ…カネと名誉よりも大きな「ある理由」

  2. 2

    新横綱・大の里の筆頭対抗馬は“あの力士”…過去戦績は6勝2敗、幕内の土俵で唯一勝ち越し

  3. 3

    年収1億円の大人気コスプレーヤーえなこが“9年間自分を支えてくれた存在”をたった4文字で表現

  4. 4

    浜田省吾の父親が「生き地獄」の広島に向ったA.A.B.から80年

  5. 5

    山尾志桜里氏は出馬会見翌日に公認取り消し…今井絵理子、生稲晃子…“芸能界出身”女性政治家の醜聞と凄まじい嫌われぶり

  1. 6

    「徹子の部屋」「オールナイトニッポン」に出演…三笠宮家の彬子女王が皇室史を変えたワケ

  2. 7

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題?

  4. 9

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  5. 10

    フジ親会社・金光修前社長の呆れた二枚舌…会長職辞退も「有酬アドバイザー」就任の不可解