阪神・呉昇桓の「来季メジャー」に米スカウト疑心暗鬼の理由

公開日: 更新日:

「メジャーへの関心はあっても、阪神に残留する可能性が高いのではないか。来年で34歳という年齢を考えれば、防御率が0点台をマークするなど、よほどの成績を残さないと高い契約は望めない。良くて2年400万ドル(約5億円)程度だろう。一方で阪神は13年オフに2年総額8億5000万円という破格の条件を提示して契約にこぎつけた。呉の代わりになる抑えは間単には見つからないから、来季以降も残留してもらうべく全力で引き留めるだろう。必然的に年俸も上がるからね。それに呉は2年前、阪神かメジャーかてんびんにかけていたが、メジャー挑戦する自信もあまりなく、条件面を優先して阪神を選んだと聞いている」

 給料が下がっても夢を追いかける選手も中にはいるが、呉は「名より実」を選ぶタイプだとこのスカウトは分析しているのである。

 この日の阪神はヤクルトに逆転負け。呉の出番はなかった。メジャースカウトの視察は今後も続くが、実を結ぶ可能性は低そうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  5. 5

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  1. 6

    元横綱白鵬が突然告白「皇帝の末裔」に角界一同“苦笑”のワケ…《本当だったらとっくに吹聴しています》

  2. 7

    元横綱白鵬 退職決定で気になる「3つの疑問」…不可解な時期、憎き照ノ富士、親方衆も首を捻る今後

  3. 8

    阿部巨人の貧打解消策はやっぱり助っ人補強…“ヤングジャイアンツと心中”の覚悟なし

  4. 9

    山本舞香は“ヤンキー”より“令嬢”がハマる?「波うららかに、めおと日和」《ふかふみコンビ》で人気急上昇

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも