稽古嫌いの横綱白鵬 “妙技”の「後の先」今さら試す笑止千万

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 相撲ファンのみならず、武道経験者も「何が後の先だ?」と呆れているに違いない。

 12日初日の7月場所に向け調整を行っている横綱白鵬(30)。8日は出稽古に来た友綱部屋の力士たちを相手に汗を流した。

 この白鵬が取り組んでいるのが「後の先」だ。大横綱双葉山が会得していた立ち合い。常日頃から「双葉山を尊敬している」と口にする白鵬だけに、何が何でもモノにしたいのだろう。5日の出稽古でも大関稀勢の里相手に「後の先」を試すも、うまくはいかなかったようだ。

 しかし、あの白鵬が「後の先」とはちゃんちゃらおかしい。「後に動いて先を取る」という意味の後の先は、相撲だけではなく多くの武道に共通する基本にして極意。相手を先に動かした上で、その動きばなを捉えなくてはいけない。相撲ならば立ち合いで一瞬遅れたように見えても、組んだ時には有利な形になっている、ということだ。相手の攻めを受けた上で勝つ横綱相撲とも異なり、何よりも集中力、観察力、反応力が問われる。一朝一夕で会得できるものではなく、日々の稽古の積み重ね以外にない。

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