巨人に吉田・小笠原「W獲り構想」も…東海大相模に“鉄の掟”

公開日: 更新日:

 どういうことか。東海大相模の関係者が説明してくれた。

「現段階で吉田は東海大進学が濃厚となっています。東海大相模は毎年、主力選手の3、4人を東海大へ、さらに3、4人を系列の国際武道大へ進学させる決まりというか“掟”がある。仮に2人ともプロ志望なら、プロ側の評価が高い方が優先され、もうひとりはほぼ自動的に東海大へ進むことになる。付属高校でもあるので2人ともプロ入りということはまずない。小笠原はバリバリの『1位候補』で、吉田は外れ1位以下の『上位候補』という位置付け。昨年もドラフト候補投手が2人在籍していたが、背番号1のエースの方は東海大。もうひとりはプロ志望届を出したものの、中日の育成指名を拒否して社会人へ進んだ経緯があります」

 巨人は12日のDeNA戦で内海哲也(33)が六回途中4失点で今季初勝利。本人が「遅過ぎでしょ」と言ったように、もう106試合目である。同じ左腕の杉内は故障で離脱中。次世代の左腕獲得が急務な状況となっている。

 巨人が密かに狙った「151キロ両腕のダブル取り」が実現不可能なら、今後は「小笠原1位指名」を中心としたドラフト戦略になりそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった