U18W杯 スカウトが固唾のんで注目する仙台育英・平沢の打撃

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「速球への対応力は二重丸。問題は変化球です。ボールの見極めがきちんとできるのかどうか。甲子園でも変化球を打ちづらそうにしていましたからね。高校生を指名する時に見るべきは足や肩などの素質面。打撃はプロに入ってから何とでもなるとはいえ、ベースのはるか手前でワンバウンドするボール球に手を出すような選手はなかなか変わらない。仮にW杯で変化球に翻弄されるようなら、上位指名も怪しくなる。4年も5年も二軍で鍛えなきゃいけないというならば、下位指名で十分」

 もっとも、28日のブラジル戦ではその判断がつかなかったもよう。前出のスカウトは「直球が130キロ未満の投手ばかりで、ボールも変化球なのか真っすぐが垂れているだけなのかわからない。見極めも何もあったもんじゃないよ」と、苦笑いで球場を引き揚げた。

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