U18西谷監督、篠原主将が指摘 「4番清宮」の未熟なメンタル

公開日: 更新日:

■フリーでは柵越え5本も

 過去にW杯で一度も優勝したことがない日本は、是が非でも世界一を達成したい。運営サイドからは「今回は初めての日本開催で、高校野球100周年。特別な年」との声も聞こえる。チェコやブラジルなど格下相手の対戦が多かった予選ラウンドとは違い、3日のカナダ戦から始まるスーパーラウンドは予選上位で勝ち抜いた強豪揃い。選手起用も当然、シビアになる。

 清宮は膝の違和感に加えて打撃不振。おまけに精神的に未熟な部分が目立つとなれば、4番としては物足りないし、チームの士気にも影響しかねない。

 西谷監督は清宮が途中交代したチェコ戦後、「1打席目(二ゴロ)を見て、次の打席でダメなら代えようかなと思った」と言っていた。西谷監督のこの日の発言は今後、状況次第では清宮のスタメン落ちも辞さないという意思表示でもある。

 清宮はこの日、フリー打撃で5本のサク越えを放つなど復調をアピールした。「期待していただいていることは感謝していますし、結果で応えたい」と意気込んだが、「体」に加えて「気持ち」の問題もクリアしなければならない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    「SIAM SHADE」DAITAがメンバー4人を提訴報道…人気バンドを巡る金銭問題と、「GLAY」は別格のワケ

  2. 7

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  5. 10

    《あの方のこと?》ラルクhydeの「太っていくロックアーティストになりたくない」発言が物議