楽天は大丈夫? 監督・梨田昌孝氏の“能力”に相次ぐ疑問の声

公開日: 更新日:

「ファームから(選手の)推薦があろうが、ほとんど若手には目もくれない。たまにチャンスを与えてもすぐに見切りをつけていた。中田ですら結果が出ないと何度もファームに落とした。若手を我慢して育てようとしないのです。リリーフにしてもあまりに同じ選手ばかりを使うので、若手育成を危惧したフロントが、梨田監督が気に入っている投手をあえてトレードに出したほどです」

 采配も問題視された。

 日ハム監督時代の梨田氏を知る球界関係者が言う。

「ヒルマン監督がリーグ連覇した06~07年は機動力野球がウリで、例えば07年の盗塁数はリーグ2位の112個をマーク。1本のヒットで走者は2つ先の塁を狙うことが徹底されていた。ところが、梨田さんが監督に就任した途端、走塁の意識が希薄になった。08年の盗塁数は79個に激減。次第に『走らない』という印象を相手チームに与えるようになったのです」

 すでに完成されたチームならともかく、楽天はフレッシュな若手中心で機動力をウリにしている。梨田氏がそんなチームの指揮官としてふさわしいとは思えない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  2. 2

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  3. 3

    ヤクルト青木“GM”が主導したバランスドラフトの成否…今後はチーム編成を完全掌握へ

  4. 4

    森下千里氏が「環境大臣政務官」に“スピード出世”! 今井絵理子氏、生稲晃子氏ら先輩タレント議員を脅かす議員内序列と評判

  5. 5

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  1. 6

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  2. 7

    高市首相が狙う悪夢の“強権官邸”復活…安倍時代の再来へ「経産-警察ライン」で恐怖政治

  3. 8

    最終盤の宮城県知事選は仰天の展開! 高市首相応援の現職vs昭恵さん&参政党支援の元自民議員でデッドヒート

  4. 9

    小川晶市長「ラブホ密会」の震源地…群馬・前橋市のナイトスポットで“まさかの声”続出

  5. 10

    タレント出身議員の“出世頭” 三原じゅん子氏の暴力団交遊疑惑と絶えない金銭トラブル