今季未勝利の松山英樹 「部門成績」に出た王者スピースとの差

公開日: 更新日:

 2人の各部門成績を比べると、ドライバー飛距離、フェアウエーキープ率、パーオン率では松山がスピースを上回った。

 ところが平均パット数はスピース1.697(ランク1位)に対して松山1.744(26位)と課題のパットに違いが出た。平均ストロークでもスピースの68.984(1位)、松山69.954(12位)だった。

■ボギーにイラッとしているようでは…

 ゴルフライターの吉川英三郎氏が「バウンスバックで2人の差がよくわかる」と指摘する。

 ボギーを叩いた次のホールでバーディーかイーグルを奪う確率であり、スピースは昨季21.72%(40位)から27.66%(6位)と良くなっているのに対して、松山は18.64%(112位)から18.41%(148位)と悪くなっている。

「つまり松山は気持ちの切り替えが悪く、ミスを引きずっていることがよくわかります。トッププロはこのバウンスバックで上位に顔を並べており、ミスしても決してあきらめない強い闘争心があることがわかります」(前出の吉川氏)

 ボギーにイラッとしているようでは、2勝目はまだまだ遠い。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  2. 2

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  3. 3

    佳子さま31歳の誕生日直前に飛び出した“婚約報道” 結婚を巡る「葛藤」の中身

  4. 4

    国分太一「人権救済申し立て」“却下”でテレビ復帰は絶望的に…「松岡のちゃんねる」に一縷の望みも険しすぎる今後

  5. 5

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  1. 6

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  2. 7

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  3. 8

    清原和博 夜の「ご乱行」3連発(00年~05年)…キャンプ中の夜遊び、女遊び、無断外泊は恒例行事だった

  4. 9

    「嵐」紅白出演ナシ&“解散ライブに暗雲”でもビクともしない「余裕のメンバー」はこの人だ!

  5. 10

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢