ラグビー人気沸騰で勃発するW杯19年大会「日本戦」争奪戦

公開日: 更新日:

「2019組織委員会」による試算では次回大会の経済効果は1700億~2800億円。680億円とされる07年フランス大会、11年NZ大会の3倍から4倍強を見込んでいる。地方の開催地も少なからぬ恩恵があり、静岡県は、会場である「エコパスタジアム」(袋井市)で5試合開催し、県内で2チームが事前合宿を行った場合、100億円の経済効果があると試算している。その金額は今大会前、組織委、静岡県が試算して発表したものだが、日本代表の注目度は増しているだけに、経済効果は上方修正される可能性もある。

 全国から観戦に訪れるファンの宿泊費や飲食代、お土産代など、莫大な利益が見込めるとなれば、各自治体が日本戦の誘致に躍起になるのは当然だ。日本大会の試合日程、会場などは組織委のたたき台を基にWRが早ければ17年にも決定する。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    コメ増産から2カ月で一転、高市内閣の新農相が減産へ180度方針転換…生産者は大混乱

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  4. 4

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  5. 5

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  1. 6

    小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明

  2. 7

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  3. 8

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  4. 9

    元TOKIO国分太一の「人権救済申し入れ」に見る日本テレビの“身勝手対応”

  5. 10

    “気分屋”渋野日向子の本音は「日本でプレーしたい」か…ギャラリーの温かさは日米で雲泥の差