金本氏との極秘会談も筒抜け 阪神の“脇の甘さ”は相変わらず

公開日: 更新日:

「ファンの皆さまの温かいご声援、叱咤激励に応えられず、非常に申し訳なく、残念で悔しい気持ちでいっぱい。勝負どころでの失速、同じことを繰り返してしまった」

 優勝のチャンスがありながら3位に終わり退任する阪神の和田監督が13日、阪神電鉄本社で記者会見し、指揮をとった4年間を振り返った。

 球団は先月30日に早々と監督の退任を発表。CSで巨人ヤクルトに勝って日本一の可能性も残された中での発表に疑問の声もあった。日本一になった監督をクビにする事態にならず、球団は胸をなで下ろしたに違いない。

 疑問といえば、新監督選びもそうだ。南球団社長は同日、次期監督については「今日の時点では、まだ申し上げられない」「チームのムードを変える必要がある。雰囲気を一新、一からつくっていく」と語った。

 すでにスポーツ紙では、OBの金本知憲氏と3度の極秘会談が行われたことが報じられている。

 球団はその事実を公には認めていないものの、極秘であるはずの会談内容の詳細が記事になってしまうのがこの球団の甘いところ。

 かつては現場でも、ミーティングをやっていた監督が、2、3分後にグラウンドに出たら、その内容が記者に漏れているということもあった。すべてがマスコミに筒抜けの球団だけに、口説かれている金本も余計なことは口にできない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束