ジャンプ葛西 ルール変更も追い風に「最年長V更新」の可能性

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「断食を終えると神経が研ぎ澄まされ、集中力が高まる。11月にもう一度、断食して試合に臨みたい」と本人は話す。

 今季のルール変更もベテランジャンパーにとって追い風になりそうだという。国際スキー連盟では今季からスキー板に関する規定を変更。板の長さはこれまで選手の身長に対して最大で145%までとされてきた。スキー板が長過ぎると風に乗って浮力が増すため、飛距離が伸びて危険を伴うからだ。それを今季は両足を40センチ開いた状態で身長を測定する方法に変更。当然、通常よりも背は低くなり、選手によって異なるものの、スキー板は1~2センチ短くなる。

 身長177センチの葛西は従来2メートル50センチの板を使用していたが、今回の規定変更で2.4センチ短くなるそうだ。これにより身長に対する減量の幅も拡大し、体重は従来の59.5キロから59.2キロまで減らせるという。

 葛西は「このわずかな差が世界で戦うにはものをいう。(飛距離は)1~2メートルは伸びると思う」と手応えを口にしている。

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