“韓国50発男”とは交渉絶望 巨人が貧打解消託す次なる標的

公開日: 更新日:

 巨人が狙っていた大物に逃げられていた――。

 メジャー挑戦を表明したソフトバンクの李大浩以上の大砲といわれる同じ韓国代表のパク・ビョンホ(29=ネクセン)である。韓国球界関係者が明かす。

「韓国初の2年連続50発以上を放ったパク・ビョンホには日米の複数球団が興味を示し、調査に訪れていた。その中でも巨人が熱心で、このオフには移籍可能になるという情報をつかんでいた。ただ、本人の第1希望がポスティングによるメジャー移籍で、ダメなら日本でという位置付け。かつてイ・スンヨプが在籍した巨人は韓国でも知名度は高いが、メジャーは上限の24億円でも入札する球団があるとみられている。メジャー側との交渉が不調に終わった場合のみチャンスがあるかもしれないが、巨人には残念な表明でしょう」

 前出の関係者は「韓国で巨人が興味を示している選手が他にもいる」とこう続ける。

「2人とも外国人ですが、まずはKTウィズのアンディ・マルテ内野手。今季は打率.348、20本塁打、89打点。阪神も熱心に追っている32歳の右の強打者で、巨人対阪神の番外戦の様相。もう一人はNCダイノスに2年間所属し、今季首位打者を獲得したエリック・テームズ外野手。韓国プロ野球初の40本塁打、40盗塁の快挙を達成した右投げ左打ちの28歳です。昨オフは韓国からバンデンハークがソフトバンクに移籍して活躍した。外国人ではグライシンガーや打者ではウッズなどが韓国から日本に渡って成功。前出の2人は打線が弱い巨人と阪神を筆頭に、日本の各球団が調査しています」

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