“金本2世”と評判のオリ1位吉田 父が語る「重量バット伝説」

公開日: 更新日:

 正宏さんは、中学生時代にクラブ活動で陸上と卓球をちょっとやっていた程度。仁子さんにスポーツ経験はない。

「よく皆さんに不思議がられますね。『何でスポーツに縁のない両親から、野球ができる子どもが生まれたの』って。でも私たちが一番驚いています(笑い)」

 他のスポーツには一切魅力は感じず、野球以外、得意な競技はなかった。

「『野球をやめたい』とか、弱音を吐いたことは一度もありません。少年野球、中学校の硬式野球部へ入る時、高校、大学進学と親が『こうしなさい』と言ったこともありません。すべて本人の意思で決めています」(正宏さん)

 正宏さんにとって忘れられない言葉がある。青山学院大への入学が決定し、指導者、父兄、部員が集まって入寮式が行われた。新入生一人一人が抱負を述べる。正尚に順番が回ってきた。

「ボクは東都リーグを代表する選手になります。日本代表になりたいんです」

 正宏さんにとっては意外な一言だった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状