因縁の相手に3-0も…ハリル日本に「現状では不安多い」の評

公開日: 更新日:

「まさか2次予選で指揮官が『リベンジ』なんてセリフを言うとは思いませんでした」

 Jリーグ関係者がつぶやいた。

 ハリルホジッチ監督にとって、初めてのアジアでのW杯予選体験は、6月16日に埼玉で行われたシンガポール戦。当時のシンガポールのFIFA世界ランクは154位。52位の日本は完勝しないといけない相手だった。しかし、23本ものシュートを放ちながら(シンガポールは3本)終わってみれば、スコアレスドローの屈辱。

 その後、日本代表はカンボジア、アフガニスタン、シリアと戦って12得点・無失点で3連勝。そして敵地でのシンガポール戦(日本時間12日午後8時15分キックオフ)を迎えた。勝てば予選E組で1位になる。

 ハリルホジッチ監督が「最初の試合では苦い記憶がある。リベンジしなければならない」と話したのは、試合前日の11日。レベルの低い2次予選でリベンジなんて口に出しているようでは、この先の最終予選が思いやられるというわけだ。

 スコアレスドローから5カ月。ハリル日本はレベルアップしたのか? 現地で取材中のサッカージャーナリストの六川亨氏がこう言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動