因縁の相手に3-0も…ハリル日本に「現状では不安多い」の評

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「前線への縦パス一辺倒だったのが、3―0で勝ったこの日のシンガポール戦では、一度ダイレクトに後方に戻して攻撃を組み立て直したり、それなりの工夫が見られました。しかし、全体的にハリル日本代表の成長度合いは緩やかだし、完成度もいまひとつと言わざるを得ない。レギュラーを狙うような若手も出てこないし、W杯最終予選を思うと現状では不安な部分の方が多いですね」

 日本代表のアキレス腱「不安定なCB」も解消されていない。

 ハリル監督はCBの主軸に吉田を据えて森重、槙野のどちらかとコンビを組ませる起用法に凝り固まり、せっかく呼んだ他選手を使わない。例えば後期優勝目前の広島DF水本。万能型CBとして高い能力を持った選手だが、8月の東アジア選手権では全3試合に森重、槙野が先発フル出場。水本はプレー機会ゼロ。今回のW杯予選2連戦に水本は招集されず、FC東京のCB丸山が抜擢された。その理由は「日本代表に数少ない左利きだから」というもの。メンバー漏れに水本も釈然としないだろう。

 ハリル日本、その先行きはいまだ不透明だ。

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