不法賭博疑惑の呉昇桓 阪神残留どころか米移籍も絶望的

公開日: 更新日:

 7日、阪神を自由契約になった韓国人助っ人・呉昇桓(33)について、海外違法賭博容疑でソウル地検から事情聴取されると、複数の韓国マスコミが報じた。

 韓国サムスン時代の同僚で元ヤクルトの林昌勇(39)がすでに、同様の容疑で韓国検察に在宅起訴される方向だという。呉も疑惑が「クロ」となれば同じ処分が下る可能性がある。韓国野球に精通するスポーツライターの室井昌也氏が言う。

「今回の事件は大きな処罰にはならないと韓国メディアは見ています。(韓国の野球規約で禁じられている)八百長や、野球賭博をしたわけではないし、林以外に疑惑がかけられているサムスンの2投手が保留者名簿に入っている現状を見ても、クロと判断されたとしても、出場停止処分が下るというレベルで決着するかもしれません。呉も、韓国内で二度とプレーできないということにはならないのではないか。ただ、阪神を含めた日本でプレーするのは難しいかもしれません。今回は韓国マフィアが絡んでいるということですから、日本であれば暴力団とつるんだ『黒い交際』として認識されても仕方がない。日本球界は野球賭博問題が起こった直後。より厳格に対処していこうという風潮もありますからね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー