噂の“裏金顧問”とどう対峙? 相撲協会八角理事長に聞いた

公開日: 更新日:

 問題の顧問は北の湖前理事長の右腕といわれた人物。前理事長の威光をかさに協会内で恐怖政治を敷き、貴乃花理事(43=元横綱)をはじめ、危機管理委員会委員長で外部理事の宗像紀夫氏(74=元名古屋高検検事長)らまで懐柔しているといわれる。だからこそ「返したから問題ない」という結論に達したし、裏金顧問を「外部の人たちが事務局長に」との話も出たようなのだ。

――ということは現時点で顧問の肩書は変わっていないと。

「まあ、そういうことですね。いま、ちょっと事情があって出社、出勤していないものですから。私がちゃんと話をしなければならないところなんですけれども。出勤したら、また話し合うつもりです。今後についてですね。肩書等……」――いまは協会の顧問で、正式な協会員ではないと。

「う~ん、その辺も含めてですね、話し合わなければならない。今後についてです」

――公益財団法人は税制上の優遇措置を受けていますから、おカネの使い方についてはなおさらナーバスであるべき。それゆえ理事長も訓示されたと思うのですが、これからもそういうことについてはシビアに……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲