“守備の人”クルーズ 巨人で託される貧打「救世主」の役割

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「昨季ヤクルトが2番に川端を据えてリーグ優勝を果たし、『バントをしない強打の2番打者』が注目されたが、今季はセやパでもブームになりそう。阪神・金本監督は鳥谷、DeNA・ラミレス監督は梶谷といった3番打者候補を2番にして攻撃的な野球をしたいとの構想を明かしている。由伸監督は犠打を好むのか好まないのか。まだベールに包まれているとはいえ、もし2番に強打者を置くとすれば、右打ちがうまく小技も利いて長打力も兼ね備えるクルーズは適任。2番も4番もできるという使い勝手の良さが最大の特徴です」(古巣のロッテ関係者)

 長打を打つか三振か、ほぼ2択のギャレットより、「つなぎ」ができて「中軸」も打てるクルーズの方が、由伸監督にとっては心強い。ロッテ時代の8500万円から2年契約の2億4000万円という破格の待遇で引き抜いたのも、決して高くはないという球団の思惑がある。

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