巨人阪神で13人も…溢れる外国人に苦労するのはどっちだ

公開日: 更新日:

 あるいはこれが、2人の新監督の最大の問題になるのではないか。

 野球評論家の橋本清氏がこう言うのだ。

巨人の由伸監督(40)も阪神の金本監督(47)も、外国人の起用に大いに頭を悩ますことになると思います。なにしろ、巨人は助っ人7人、阪神は6人の大所帯。新監督を最大限にバックアップしたいという両球団の意欲の表れですが、現場のトップである監督は誰を一軍で使い、誰を二軍に落とすのか、難しい選択を迫られる。そのやり方を間違えると、チームに余計な火種を抱えることになりかねません。プライドの高い外国人の扱いは難しいですからね」

 言うまでもなく、一軍の外国人枠は「4」しかない。イヤでも巨人は3人、阪神は2人の助っ人を二軍に落とすことになる。より難しい決断を迫られるのは、由伸監督の方だろう。

 阪神は3年目を迎える4番のゴメスと7年目に入るエース格のメッセンジャーの一軍は当確。残りの2枠をヘイグ、マテオ、ドリスの新外国人と昨季途中加入したペレスの4人で争うが、年俸額を見てもそれほどの“大物”はいない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手