由伸監督の指名3人に暗雲も 「巨人4番」候補に大穴現る

公開日: 更新日:

 そんな中、宮崎キャンプで株を上げたのは、新加入のルイス・クルーズ(32)である。ロッテ時代は主に6番だった正二塁手候補が、紅白戦2戦で7打数4安打3打点。高橋監督が期待する「勝負強さ」を発揮し、首脳陣や他球団偵察隊の評価はうなぎ上りなのだ。

「ロッテで2年やって日本野球を知ってる強みがある。守備のイメージが強いが、昨年は16本塁打。前半戦だけで14本というのは、助っ人にしては春先から飛ばせるタイプとも取れる。未知数なギャレットより確実性はありそうだし、消去法でクルーズの4番は十分あるんじゃないか」と他球団のスコアラーが明かしている。

 もっとも、クルーズが4番に座るのは、高橋監督が期待を寄せる本命3人がコケた時。クルーズはそんな“4番の保険”としても、存在感を増しそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動