小久保氏、松井氏が絶賛 巨人・岡本が持つ独特の“間”とは

公開日: 更新日:

 巨人の和製大砲候補が侍指揮官にベタ褒めされた。三塁のレギュラーを狙う高卒2年目の岡本和真(19)が3日、宮崎キャンプのフリー打撃で快音を連発。視察した侍ジャパン小久保裕紀監督(44)は「技術的には腕の使い方に天性の柔らかさがある。松井(秀喜)さんも共通意見だった」と、こう続けた。

「去年の春も見たけど、一年でこんなに変わるんかなっていうくらい成長している。オフに台湾(ウインターリーグ)に行って自信がついたのかな。守備が課題といわれるが、打撃という長所を武器にしてほしい。巨人でレギュラーを取るのが前提だけど、近い将来(代表で)クリーンアップを打てる」

 何がそんなにいいのか。

「人が教えられない『間』を持っている。独特の間。松井と? その話をした。『教えてできるもんじゃないね』と。長距離というより、中距離打者かな。ソフトバンクの内川のように、いい間で入れる。守備はやればやるほどうまくなる。ボクだってゴールデングラブ賞を取れたんだから、と伝えて帰りたい。いずれは代表? はい。間違いなく球界を背負えるものがある」と最後まで冗舌だった。臨時コーチを務める松井も「タイミングの取り方が2年目でできているのは、昔からプレーして培ったものでしょう。いい形で打っている」と話した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝