驚異の打撃力で脚光 巨人ドラ2重信はグラウンド外でも多才

公開日: 更新日:

 特技はゴルフ。3歳から始め、中学時代に「72」のパープレーで回ったスゴ腕だ。新人時代にすでに上級者だったのは、最近では菅野がいるが、今年のオフに納会などで回る先輩選手たちは戦々恐々だろう。

 重信は沖縄入りする際、プロの感想をこう口にしていた。

「何が凄いって、打者は飛ばすし、野手の肩は強い。投手の球のキレも凄いですね。その中でも紅白戦で対戦した菅野さんの直球がもの凄かった。今までの野球人生の中で一番でした」

 沖縄入りしてフリー打撃で山口と対戦した際には「左投手のシュートを初めて見た」と初々しかった。が、そんな言葉とは裏腹に、安打を重ね、足でもアピール。実は「プロの球のキレ」なんて屁とも思っていないのかもしれない。したたかに軽やかに、新人は新監督にアピールを続けている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「マラソン」と「大腸がん」に関連あり? ランナー100人への調査結果が全米で大きな波紋

  2. 2

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態

  3. 3

    高市総裁「首相指名」に漂う不安…自民党内は“厭戦ムード”も燻る火種、飛び交う「怪文書」の中身

  4. 4

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  5. 5

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  1. 6

    高市自民、公明からの三行半で早くも本性露呈…「やられたら秒でやり返す」「イキらなきゃ負け」のオラオラ体質

  2. 7

    出来たとしても高市政権は短命…誰も見通せない激動政局の行方を徹底分析(前編)

  3. 8

    佐川宣寿元理財局長のメール開示「遺族と話し合う」…森友文書で加藤財務大臣が明言

  4. 9

    進次郎氏落選もダメージなし? 妻・滝川クリステルが目指した「幸せ家庭生活」と耳にしていた夫の実力

  5. 10

    侍J井端監督 強化試合メンバー発表の裏に「3つの深謀遠慮」…巨人・岡本和真が当選のまさか