初日2アンダーもフラフラ 松山に立ちはだかるトップ10の壁
同組のワトソンは7バーディー、2ボギーの66で回り5アンダー暫定2位タイ。マキロイは5バーディー、1ボギーの67で回り4アンダー同5位タイと初日は後半で差をつけられてしまった。
「松山は2勝目で世界ランクが12位までアップしましたが、ここから先、トップ10の壁が大きい」(米ツアー記者)
今大会には世界ランクトップ10が5選手も出場したことから優勝ポイントは昨年(54ポイント)より高い60ポイントになった。松山がこの試合に勝てば7位までアップし、トップ10入りには5位前後の成績が必要になる。
「フェニックスオープンでの勝利はファウラーをプレーオフ4ホール目で下しましたが、敵失による勝利。松山は2パットでも勝てる状況でしたが、短いバーディーパットを外したので“勝ったというより、負けた人みたいなパットだった”と反省した。トップ10入りには松山のゴルフは詰めがまだまだ甘い。あの場面でバーディーを決めたら、ファウラーの松山への苦手意識が大きくなる。トップ10のプロは最後まで攻撃の手を緩めないのです」(前出の米ツアー記者)