ペブルビーチVならずも…岩田寛は今季ベストで“大収穫”

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【AT&T ペブルビーチ・プロアマ】

 前週の松山英樹(23)に続いて2週連続日本人プロVの快挙か、と注目された2打差2位発進の岩田寛(35)。

 最終日は11番パー4で3つ目のバーディーを奪い一時首位タイに並んだが、終盤にスコアを落として通算14アンダー4位フィニッシュだった。

 この日はメジャー5勝を含む米ツアー通算42勝、今大会過去4勝で単独トップに立つフィル・ミケルソン(45)と最終組でラウンド。互角の戦いを見せてギャラリーを沸かせた。ミケルソンとは昨年のメジャー、全米プロゴルフ選手権最終日にも同じペアリングになっており、今回が2度目。相手のリズムは十分に承知しており、ビッグネームとの直接対決にも気後れしない。

 前半は4番パー4で2打目が右ガードバンカーにつかまるも、脱出はピンそば2メートルにつけた。ところが下りのスライスラインはカップ右縁に触れながら右にそれてボギーが先行。

 しかし、すぐに盛り返した。6番パー5は2打目をグリーンカラーまで運ぶと3打目をカップ1メートルにピタリ。これを沈めてスタート時点のスコアに戻す。続く7番パー3では5メートルを放り込んで連続バーディーを決めた。

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