初日2アンダーもフラフラ 松山に立ちはだかるトップ10の壁

公開日: 更新日:

 体調不良から大会前日のプロアマ戦を9ホールで切り上げた松山英樹(23)。2週前に米ツアー2勝目を挙げ、その勢いのまま今季メジャー初戦のマスターズ(4月7日開幕)に向けて調子を上げたいところだが、それはメジャーを中心に日程を組むビッグネームの調整法も同じ。それだけに今大会成績はメジャータイトルの行方を占う意味でも重要なのだ。

 松山の予選2日間はメジャータイトルホルダーで世界ランク3位のR・マキロイ(26)、同6位B・ワトソン(37)との豪華な組み合わせになった。

 イン発進の初日は14番で1・5メートルを沈めてバーディー先行。続く15番でパーオンを逃してボギーをたたくも、16番パー3で5メートルを決めてすぐに取り戻した。前半はタフな18番パー4で残り187ヤードをピン右4メートルにつけ、バーディーを奪って前半はマキロイ、ワトソンと並んで2アンダーでターン。アウトに入っても1番で連続バーディーとして3アンダーまでスコアを伸ばした。

 ところが体調不良の影響なのか、4番でボギーをたたくと、続く5番パー4は3オン3パットのダブルボギーとチグハグ。この時点でイーブンパーと貯金を全部吐き出してしまう。その後、6番、9番の2バーディーで2アンダーでホールアウト。試合は日没サスペンデッドになり、首位と6打差、暫定27位タイで初日を終えた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」