反骨を原動力に米ツアー初V 野村敏京はなぜ海を渡ったのか

公開日: 更新日:

「でも成績が悪いとすぐ『日本人の血が混じっているからダメなんだ』と叩かれる。そんなつらい経験を小さい頃からずっと続けているからこそ、勝たなければ意味がないというゴルフの原動力になっているのです」(前出・太刀川氏)

 プロ野球チームも持つ韓国企業ハンファ(韓火)が昨季からスポンサーになり、日本企業のロゴマークはない。国籍は日本人でありながら、全身オール韓国だ。だから韓国では、野村が日本代表でリオ五輪に出場するのを望む声が、高まっている。

 今回の優勝で、ロレックスランクが67位から大幅にアップして50位と予想され、現在圏内の38位大山志保(38)、39位宮里美香に次ぐ3番手に急浮上、五輪出場のチャンスがふくらんだのは間違い。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  2. 2

    ソフトB近藤健介の原動力は「打倒 新庄日本ハム」…憂き目にあった2022年の“恩返し”に燃える

  3. 3

    ドジャースが欲しがる投手・大谷翔平の「ケツ拭き要員」…リリーフ陣の負担量はメジャー最悪

  4. 4

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 5

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省に一喝された過去

  1. 6

    遠野なぎこさんを追い詰めたSNSと芸能界、そして社会の冷酷無比な仕打ち…悲惨な“窮状証言”が続々

  2. 7

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  3. 8

    藤浪晋太郎に日本復帰報道も、古巣阪神出戻りは「望み薄」…そして急浮上する“まさか”の球団

  4. 9

    巨人・田中将大を復活させる「使い方」…先発ローテの6番目、若手と併用なんてもってのほか

  5. 10

    自民・鶴保失言「運のいいことに地震」で苦戦の二階ジュニアに赤信号…参院選“仁義なき紀州戦争”決着か