ひょっとすると開幕一軍も 楽天オコエはチーム「打点王」

公開日: 更新日:

 とんでもない「成長力」だ。

 楽天ドラフト1位のオコエ瑠偉外野手(18=写真)が24日、西武との練習試合に「8番・中堅」で先発出場。1点リードの二回1死二、三塁の好機で左前に2点適時打を放った。

 バットを折られながら前進守備の遊撃手の頭を越えるだけのヒットだったが、これで対外試合は3試合連続で打点。9打点はチームトップの数字だ。

 高校時代は金属バットをビュンビュン振り回し、長打を連発していたオコエも、不慣れな木製バットでは詰まった当たりが多く、練習でもなかなか快音が聞かれなかった。そこで池山コーチはキャンプイン早々、「木製バットの芯は約3センチ」と、指でバットのヘッド部分をはじき、音の違いで真芯の位置を理解させた。

 そんなレベルの選手が、わずか2週間とちょっとでチームの「打点王」というのだから恐れ入る。誰もが思ってもいなかった開幕一軍の可能性も、ちょっとだけ出てきたか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 4

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  5. 5

    狭まる維新包囲網…関西で「国保逃れ」追及の動き加速、年明けには永田町にも飛び火確実

  1. 6

    和久田麻由子アナNHK退職で桑子真帆アナ一強体制確立! 「フリー化」封印し局内で出世街道爆走へ

  2. 7

    松田聖子は「45周年」でも露出激減のナゾと現在地 26日にオールナイトニッポンGOLD出演で注目

  3. 8

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  4. 9

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 10

    実業家でタレントの宮崎麗果に脱税報道 妻と“成り金アピール”元EXILEの黒木啓司の現在と今後