ソフトB和田が劇的変身 直球130キロでも楽天キリキリ舞い

公開日: 更新日:

「強打者揃いの米国では、ボールが高めに浮こうものなら、3Aでも軽々とスタンドに持っていかれる。和田のような平均球速89マイル(約143キロ)の投手ならなおのこと。改めて低めの制球力の重要さを思い知ったのだろう。ストレートとほとんど球速が変わらず、打者の手元で沈むツーシームを併用することで、より低めへの制球が生きる。打者は『低めでもこの球速なら』と思って、つい手を出すと、ことごとく内野ゴロになりますよ」

 試合後、和田は「途中から低めに投げられた」と納得の表情。してやられた楽天の梨田監督が「タイミングが取りづらい投手だ」と顔をしかめたのと、対照的だ。

 頼れる左腕エースが、さらに進化して戻ってきた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー