綱とり狙う琴奨菊 白鵬の初日黒星が“追い風”にならないワケ

公開日: 更新日:

「この日は鶴竜も負けましたからね。これまで日本人力士の前に立ちはだかってきた『モンゴルの壁』に、ほころびが出てきた。多くの日本人力士はチャンスと思っているでしょう」(前出の中澤氏)

 ただでさえ、琴奨菊の優勝で、多くの日本人力士は「次はオレだ」と鼻息を荒くしている。これまで彼らを抑えつけてきたモンゴル勢の力が衰えたとなれば、さらに拍車がかかる。鶴竜を破ったのは、先場所唯一、琴奨菊に土をつけた豊ノ島だ。何度も土俵を割りそうになりながらも、最後は真正面からの押し合いを制した。

 琴奨菊はモンゴル人ではなく、同じ日本人力士によって悲願を阻止されるかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは