松山英樹が1アンダー13位発進 事前コースチェックの奏功

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 後半はアーメンコーナーの入り口、11番パー4でパーオンを逃すと、手痛いボギー。14番パー4は2打目をグリーン左奥に外し、アプローチが5メートルもオーバー。これを決められず、再びイーブンパー。流れが悪くなり、ズルズルとスコアを崩してもおかしくなかったが、16番パー3は右奥バンカーから5メートルと寄せられなかったが、1パットでパーセーブ。17番パー4でもパーオンを逃したがアプローチが冴えて50センチに寄せて、2ホール連続でピンチをしのいだ。それが18番パー4でのバーディーフィニッシュにつながったといえる。

 前週金曜日に現地入りすると、土曜日から練習ラウンドをスタートさせるなど、早めにコースをチェック。入念な準備を怠らなかった。試合前に「自信は多少なりともある」と語ったが、初日は「これまでオーガスタでは経験したことのない強風」に戸惑いながらも、我慢のゴルフを続けた。

「アウトの方がうまくプレーできた。後半に入って、ショットがうまくいかなくなって苦しくなった。(風が強くて)番手をどうやって選んでいいか迷う部分があった。アーメンコーナーから本当に難しく感じた。最後はバーディーでホッとした」(松山)

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