パナソニックOP開催回数 JGTOと主催者で見解真っ二つの裏

公開日: 更新日:

【パナソニックオープン】

 表立ったトラブルには至っていないが、関係者たちは、「どっちが正解なの」とザワついている。

 大会の“開催数”をめぐって、JGTO(日本ゴルフツアー機構)と主催者の見解が分かれているからだ。

 主催のパナソニックは、2008年から13年までの6年間「アジア・パシフィックパナソニックオープン」を開催したことから、今大会を「7回目の開催という認識」(大会広報)としている。だから大会パンフレットやプレスリリース、会場では、歴代優勝者6人を紹介している。

 一方、JGTOは新規大会と位置づけているため、「第1回」の大会という扱い。JGTOの規約上、1年以上の休止期間があると、同じスポンサーでも新規大会となるため、公式ホームページでも歴代優勝者の名前はない。

 なぜ、こんな行き違いが生じたのか。

「過去に大会を主催したスポンサーが再び開催すること自体、男子ツアーでは初めてのケースなので、JGTOとの間での調整が足りなかった。主催者が『7回目の開催』にこだわっているとJGTOは考えていなかったようです。主催者側から継続扱いして欲しいという要望があったわけでもなく、JGTO側に落ち度があったわけでもありません。お互いに“開催数”に関して、意思の疎通ができていなかったようです」(マスコミ関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束