「嫌でした」 レスリング川井梨紗子が語る階級上げの胸中

公開日: 更新日:

――2階級も上げると、身長、パワーで劣るだけに不利ではないのか?

「63キロ級で最初に出場した明治杯の対戦相手は日本人選手ばかりで、どんなタイプか分かっていたので対応できました。でも、世界選手権は知らない外国人選手ばかり。対戦前は正直、怖さがありました。63キロ級の選手はどっしりとしていてパワーはありますが、58キロ級に比べてスピードはありません。階級を上げてもレスリングのスタイルは変えていないので、自分のスピードは十分に通用したと思います」

――自分のレスリングでアピールしたいところはありますか?

「組み手を得意としているので、ぜひ見てほしいです。組み手からタックルに入ってポイントを取るのが自分のスタイルなので、リオでも決めたいです」

――世界選手権2位になり、ライバルからのマークは厳しくなると思いますが。

「去年の世界選手権前は自分も相手のビデオを見て研究してましたけど、組んだ感触やパワーなどは実際に対戦してみないと分かりません。それは相手も同じで、いくら私を研究しても対戦するまでは不安があると思う」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  2. 2

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  5. 5

    「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得

  1. 6

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  2. 7

    (2)「アルコールより危険な飲み物」とは…日本人の30%が脂肪肝

  3. 8

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  4. 9

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 10

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然