体調不良も楽々V トンプソンの“別格スイング”をプロ分析

公開日: 更新日:

 世界ランク3位のトンプソンと、日本ツアープロとの実力差をまざまざと見せつける試合結果となった。

 米ツアーで戦う宮里美香(26)も「トンプソンひとりだけ違うコースを回っているみたい。このコースだと距離のアドバンテージが違う。(そんな選手が)米ツアーにはゴロゴロいる」と、日米の選手層の違いを指摘している。 

「米ツアーは最終日に攻撃的なゴルフをして、スコアを伸ばさなければ勝てません。いくら単独首位に立っていても、多くの選手がバーディーを量産して、追い上げてくるからです。守りに入っていたら、すぐにひっくり返されてしまう。米ツアーではそういう戦い方が当たり前。だからトンプソンも『パープレーで勝っていいの?』と拍子抜けしているハズです」(評論家の宮崎紘一氏)

 太平洋横断というハードな長距離移動で時差ボケと戦いながらも、ちゃんと結果を残して勝つことができる。試合の合間にはファンサービスもしっかりこなす。そんな強靱な体力と精神力を併せ持ったプロでなければ、世界レベルとはいえないのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン