二軍コーチも歯切れ悪く 初登板先送りG内海“本当の状態”

公開日: 更新日:

 10日の阪神戦(甲子園)が雨天中止となった3連敗中の巨人は、20歳左腕の田口が11日にプロ入り初のスライド登板することになった。

 もともと、11日は内海哲也(34)が先発予定だった。不振で開幕から二軍暮らしが続いた元エースの今季初登板は、次カード以降に吹っ飛んだ。「残念だけど天気には勝てない。まだ(試合で)1球も投げていないけど、練習もできてるし、(一軍は)やっぱりいい。仕切り直して頑張る」と話したものの、見通しは暗い。

 オープン戦防御率10.32で開幕5日前に二軍落ち。二軍でも6試合で防御率4・28。成績は良くなくても、一軍の先発事情が苦しいため、白羽の矢が立った。田畑二軍投手コーチに聞くと、こう言った。

「(不振の原因は)キレも球威も落ちていたけど、何といっても生命線の低めの制球力がなくなっていたこと。ボール2つ分は高かったから打たれていた。そこは何とか修正できたはずですが……」

 どこか歯切れが悪く、「調子は上がっている? 今はそんなこと言っている場合じゃない。彼には経験がありますから」と状態そのものは上向いていないことを示唆した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった