放出かベンチ要員か ミラン本田の来季いまだ“宙ぶらりん”

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 クビがつながって残留するのか、それともポイと放出されるのか――。

 イタリア・セリエAのミランに所属する日本代表MF本田圭佑(29)の去就が混沌としている。

 ミランは4月12日、指揮官をOBのブロッキに代えた。本田は、前任者ミハイロビッチ時代には右MFのレギュラーポジションを得ていたが、新監督体制後は途中交代が多く、久々のフル出場となった前節のローマ戦(14日)ではトップ下として機能せず、チームも1-3の完敗に終わった。

「ミラン本田にとって5人目の監督となったブロッキは、現役時代は運動量で勝負するタイプのMFで、引退後、ミランのユース部門の監督を務めていた。本田は好みのタイプではない、と公言しているといわれ、来季も監督を続ける場合、本田が放出リストに載るのは間違いない。もっとも残留の可能性も決してゼロではない。ミランは22日にセリエA首位のユベントスとイタリア杯決勝を戦い、勝利して来季の欧州リーグ(EL)出場権を獲得した場合、選手層を厚くしておく必要に迫られ、本田もMFのベンチ要員の一人として居残る可能性も出てくる。いずれにしても、今の本田は宙ぶらりん状態といっていい」(サッカー記者)

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