「本田は自信深めている」 伊紙ミラン担当女性記者が断言

公開日: 更新日:

 称賛と批判が試合ごとに、まるで壊れたエレベーターのように上がったり下がったり、目まぐるしく乱高下――。それがイタリア・セリエAの現実である。名門ミランでプレーする日本代表MFの本田圭佑(29)も例外ではない。入団して以来「ミラン史上最悪の背番号10」と言われ続け、出番の少なかった昨年後半は「年明け1月の移籍期間中に放出してしまえ」とメディアからも酷評された。

 ところがフル出場した1月9日のローマ戦、同17日のフィオレンティーナ戦と上位クラブ相手にアシストなどで奮闘し、今では「ホンダは必要不可欠な選手」とミハイロビッチ監督も手放しで評価する。本田の“本当の立ち位置”はどこか? 現地大手紙「コリエーレ・デッラ・セラ」のミラン担当女性記者アリアンナ・レベッリさんを直撃した。

  ◇  ◇  ◇

「ホンダは、サンシーロ(ミランの本拠スタジアム)のティフォージ(熱狂的サポーター)から酷い批判やブーイングを受けていたが、耳に栓をしてプレーに集中していました。また、ホンダをリスペクトしていたミハイロビッチ監督は、ずっと彼のことを守り続けてきた。そしてミランに関わる者全員がハッピーだと感じたのが(2月14日の)ジェノア戦でのホンダのゴールです。ミランにとっても、ホンダにとっても、非常に重要な日となりました」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋