評価上げる本田&崖っぷち香川 日本代表“二枚看板”の行く末

公開日: 更新日:

 日本代表の二枚看板が顔を揃えた。ロシアW杯2次予選のアフガニスタン戦(24日)、シリア戦(29日)に向けた代表合宿2日目の22日、イタリアの古豪ミラン所属のFW本田圭佑(29)、ドイツの強豪ドルトムント所属の香川真司(27)が合流したのである。

 もっとも、この2人の所属クラブでの立ち位置は、実に好対照だ。

 ミランで背番号10を背負う本田は、右サイドMFとして攻守に大車輪の活躍を見せ、2月半ばのジェノア戦で強烈ミドルシュートを決めると、批判してナンボの熱狂的サポーターも「ホンダは偉大な選手」と大絶賛。

 もちろん国内メディアの評判も上々である。

「ホンダが昨年10月にクラブを批判したが、あくまで日本人メディアに日本語で発信したもの。ニュアンスの問題などもあるし、翻訳が正しいとも限らない。イタリアでは“違った理解”がなされている。そもそもミハイロビッチ監督は、ホンダのことを我々に前向きに話しており、ホンダにとっての“悪い時期”は終わっている。イタリア人記者も『ホンダは今、ピッチの中でベストの仕事をやっている』と評価を高めているところです」(イタリアの通信社「Alanews」のアンドレア・エウゼビオ記者。聞き手=サッカージャーナリスト・元川悦子氏)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗